
小5の1月、はじめて「首都圏模試」を受けました。
どんな様子だったのか記録してみたいと思います。
首都圏模試を受けるに至るまで


目的は「場慣れ」
4年生の秋から通い始めた栄光のビザビ。コツコツと続けてきて、通うのにも慣れ、だんだんと基礎も積みあがってきました。
1年ほど経った5年生の11月。室長との面談で「首都圏模試を受けましょう」という提案が。
ただ今回の受験の目的は偏差値を図るためではなく「場慣れのため」とのこと。
受験本番はとにかく緊張するもの。さみなの性格からしても、慣れない場所、慣れない形式の中、ひとりで受験するということにパニックになる可能性もある。少しでも数をこなして、試験自体に慣れておこう。という意図でした。
コロナ前は、教室まで親が送っていけることもあったそうですが、コロナ後は親が入れるのは校舎の入り口までというのが通例。
女子特有の現象として「女子トイレが混む」というのもあるので、そういった試験中の過ごし方に関しても、慣れておくのが良いとのこと。
1月の会場の中には、実際に検討している女子校があったので、学校を見られるチャンスでもあり(まだ行ったことがなかった)、本番の予行演習にもうってつけでした。
というわけで1月にある、年度最後の首都圏模試を受けることにしました。
本人の気持ちがなかなか向かない・・・
そうして、さみな本人に、首都圏模試を受けるよ、と伝えることにしたのですが、受けることに納得してくれるまでは少し難航しました。
夫がさみなと二人でファミレスで勉強しているときに、それとなく首都圏模試受験のことを話すと、涙目になり、拒否。。
一人で教室で試験を受けるということ、まだ学力が足りていないので、できるか不安ということ、試験会場の学校に、本人はそれほど魅力を感じていないこと、などで、「行きたくない」となってしまいました。
が、その女子校で首都圏模試を受けられるチャンスはおそらく今回のみ。
試験までの1か月ほどで、何度も説得を試み、「試験の結果はまったく無視で良い」「母は試験中は学校内にいる」「日能研の入室試験と同じようなかんじ」ということを本人が受け入れ、無事受験できることになりました。
首都圏模試の当日


8時台に集合、9時開始
試験当日は、8時50分までに集合、試験は9時開始でした。
実際に通うであろう時間帯より少し遅いくらいの時間。祝日の朝だったのでラッシュではありませんが、電車には首都圏模試を受けるとみられる親子がたくさん乗っていました。
実際の通学路を通って学校へ到着。学校までの道のりを確認することもできました。
校舎入り口で受付をし、その場で子どもは試験会場へ。親は別館の保護者会会場へと案内されました。
「じゃあねっ」と言ってスタスタと階段を上がっていくさみな。そんなことだけで成長を感じました・・・。
試験裏では保護者会


別館のホールが保護者会会場となっており、学校紹介ビデオが流れてました。
9時からは首都圏模試センターの担当者による、中学受験最新情報のセミナーが1時間ほど。(試験裏のプログラムは会場によって異なるようです)
基本的な内容も多かったですが、埼玉・千葉受験で最近人気の学校や、これから共学化する学校など、新しい話も聞けました。それらの話が掲載されている冊子ももらいました。
1月の首都圏模試を受ける子は3,000名いかないくらい。4月に入ると1万人を超えてくるそうで、母数が変わるので偏差値も変わってくるんだそうです。
首都圏模試センターの話が終わったあとは、学校紹介ビデオが流れました。
それで学校の雰囲気はなんとなく掴めましたが、途中で飽きてしまい(失礼!)、階下にある食堂に行ってみましたが、それほど広くない食堂だったので席が埋まっていて座れず、入り口まで戻って、椅子に座って試験が終わるまで待ちました。(同じ行動をしている方もちらほら・・・)
うちは2科受験だったので短かったですが、4科の場合は長丁場になるので、暇つぶしの本や動画の用意は必須だなと思いました。
11時ごろ終了して帰宅
2科受験は11時ごろには終了。親は校舎入り口で子どもが出てくるのを待ち、帰宅しました。
本人の感想は
「学校で時々やる学力試験と同じような感じだった(受験番号のシール貼るのとかが)」
「国語はできたけど、算数はわからなかった(まだ追いついていない範囲が多かった)」
「教室はそんなに新しくなかった」
「試験開始までの時間は、本読んでる子、勉強してる子、いろいろだった」
などなど。
ちなみに女子校での受験でしたが、男子も受けられるので、男子の姿もちらほらありました。
とりあえず「場慣れ」としての、はじめての首都圏模試受験はなんとかこなすことができました。
結果が出るのは約1週間後
首都圏模試の結果は約1週間後に、首都圏模試のサイトのマイページで確認できます。
事前に志望校の登録もしておくので、その志望校に対する判定も出ます。
さみなの結果としては、国語が良く、算数は追いついていない範囲が多かったので結果は度外視。
本人は国語が良かったことに嬉しそうにしていました。
算数は、首都圏模試を受ける前から、追い上げないとマズいと分かっていたので、6年生からはコマ数を増やす選択をしたところでした。
ただ、きちんと問題と解答を見ていくと、絶対正解できる問題もケアレスミスをしていたりしていたので、もったいなかったよね、など振り返りをすることができました。
場慣れとしても、現状把握としても、受けてよかったなと思います。
大手塾でガシガシにやっている子たちとはまったく比較になりませんが、、、うちはうちのペースで、あと1年頑張っていきたいなと思います。