パートから再び正社員へ~40代の転職活動の記録~

パートから再び正社員へ~40代の転職活動の記録~
aria

パート勤務になってから約1年半。
ようやく正社員に戻れたので
転職活動について記録してみます。

目次

今後のために再び正社員を目指す

パートになった経緯

4年前、前職の正社員の仕事が辛くなり、次女たひなを保育園から幼稚園に転園させ、いつでも仕事を辞められる状況を創り出しました。

限られた子育て期間に、子どもとの時間をしっかりと取り、ちゃんとした幼児教育を受けさせたいと思ったのも理由の一つでした。

が、仕事を辞めると今度は収入がないことにすぐ焦りが出たのと、働いていないと預かり保育の補助金が出ないというのもあり、補助金が出る勤務時間を確保しつつ、自由度が高いパート勤務を選択しました。

パートといっても、仕事内容はこれまでのスキルを活かせる制作関係。

ここで経験を積んで、いずれライターとして独立したり次のステップアップにつながるスキルを磨けたらいいなと思っていました。

稼げない、できない、でも物足りない

パートをしてみて初めてわかることもありました。

まず、稼げない。

正社員を辞めたかったときは、収入より時間の自由が欲しいと思っていました。

確かに幼稚園の休みや送迎の時間に合わせて働けるようになったのは、ものすごくメリットがあり、精神的な負担も軽くなりました。

ただ、代わりに毎日お金のことが頭から離れません

欲しいものはがまん。少しでも安く済むように、節約・節約・節約。

それは新しい負担として日々の生活にのしかかりました。

次に、仕事のできなさです。

制作進行管理の仕事は、経験もあり得意なのでどんどん進められましたが、

原稿作成や編集の仕事となると、書いたものが全部上司に直されます

これは地味に心に来ました。

プロと仕事をしてみてはじめて、自分が向いているのは企画や創作ではない、管理系の仕事なんだと気づきました。

ここで経験を積んで、もっと大手の出版社とかに行けたらいいななんて考えていましたが、完全に甘かったです。

パートだから仕事で悩むということはありません。悩みを抱えるのは正社員と一緒なのに、給与がものすごく少ない

転職前にエージェントから言われていたことでしたが、実際に経験して初めてその辛さが分かりました。

でも企画や制作がもうできないということを、パートという立場で気づけたので逆に良かったのではとも思います。

最後に感じたのが、物足りなさ。

いくら仕事ができないとはいえ、得意な仕事もたくさんありました。

でも、やっぱりパートには「一貫した仕事」はなかなか振ってもらえない。

振ってもらえる仕事ももちろんあったのですが、基本的には「お手伝い」のぶつ切り仕事をする日々。

長らく正社員で働いてきた私には、裁量のない仕事はつまらなく感じることも増えていきました。

まあ、責任が増えたら増えたで、辛いことも多いので、結局はないものねだりなのですが。

子どもの手はいずれ離れる

6学年差の育児をしていて実感しているのは、「子どもの手はいずれ離れる」ということです。

長女たひなは、高学年になるにつれ、身支度などは自分で完結できるようになり、中学に入る頃には、1人で外出もし、買い物もし、急に自立が進みました。

そんな様子を見ていると、次女たひなも小学生になれば、だんだんと手が離れてくるのが予想できるのです。

「ママと遊びたい、ママ、ママ」と言ってくるのは、2年生くらいまで。

3年生になるとお友達といるのが楽しくなり、5年生にもなれば勉強が忙しくなります。

送迎は長らく必要だし、もちろん宿題を見たりフォローは必要なのですが、幼稚園児や小学校低学年ほどは手がかからなくなります。

代わりに必要になってくるのは、お金です。

受験も、学校も、生活も、本当にお金がかかります。

そうなったときに、やっぱり自分でも稼いでいるほうが安心だし、子どもに時間を使わなくなる分、仕事ができる時間も増えます。

じゃあそれをいつからやるのか。

あまり先まで待っていると、今度は自分の年齢が上がってしまうという面があります。

多くのワーママはみんなここで悩むと思います。

私は、子育ての状況、年齢、精神的に持ち直した今のタイミングで、正社員に戻ることを決意しました。

転職活動再開

94社応募

長女の中学受験が終わって2週間ほどした頃から、エージェントとの面談を始め、転職活動を再開しました。

その半年ほど前にも時短の条件付きで転職活動をしていたのですが、70社応募して1社も書類に通らず。(実働6時間程度で正社員に応募していたので厳しすぎた)

今回も、エージェントを通してフルでも可能だが、7時間程度の時短ができればありがたい、という条件で応募していきました。

利用したエージェントはこんなかんじ。

  • doda
  • リクルートエージェント
  • マスメディアン(広告系)
  • クリーク・アンド・リバー(クリエイティブ系)
  • リアルミーキャリア(ママ特化)
  • typeITキャリア(派遣)
  • アデコ(派遣)
  • リクルートスタッフィング(派遣)

40代で転職回数も多い私は、エージェントからは書類通過率10%以下かもと言われていました。

そのためまずは母数を確保するため、気になった会社はとりあえず応募しまくりました。

約3か月間で応募したのは96社。

96社のうち、書類通過したのは10社。そのうちの6社は面接へ進み、4社は辞退しました。

通過率は11%なので悪くない数字。

しかし書類が通ってもその後のハードルは高いものがありました。

一次面接を突破できない

私は営業職も経験しており、人と話すのは割と得意だという自覚があったので、面接でも、聞かれたことに明るく答えていれば受かるだろうと軽く考えていました。

しかし、2社、3社と面接を受けても、なかなか受からない

はて?何がいけないんだろうと思いながら、また新しい面接を受けたときのこと。

その面接は今までの面接と違い、終始変わった質問がありました。

「趣味は何ですか?」

「休日は何をしていますか?」

「あなたは人からどんな人だと言われますか?」

「仕事で大切にしていることは何ですか?」

これまでの面接では、これまでの仕事内容について深堀されることが多かったので、趣味や人柄を問われる面接に驚き、しどろもどろになってしまいました。

もちろん結果は不採用。

aria

私、面接のこと何もわかってない・・・

この時、初めてそう自覚し、愕然としました。

面接を猛勉強

そこから面接突破のために猛勉強を始めました。

まずはエージェントのサイトにある面接対策動画を見て概要を掴み、その後ネットに上がっている面接の想定問答をすべてエクセルに転記し、回答を考えていきました。

その後、YouTubeにある面接対策の動画を見まくりました。

主婦向けのものから、ハイキャリア向けのものまで、自分に役立ちそうな動画をどんどん見ていきました。

通勤時間の往復2時間を使って1週間ほど情報収集し、いかに今までの私の面接がNGだらけだったかわかってきました。

最初から子どもの話を出す(企業からしたら不安要素)

転職の軸は「安定」だと言う(ぶら下がりに見える)

前職の仕事の先細りを市況のせいにする(他責に見える)

NGだらけでした。

通るには基本的な型があり、コツがあり、面接官がどこを見ているのか、私はわかっていませんでした。

大切なのは、「前向きな転職であること」「転職の軸がしっかりしていること」「企業への興味関心、コミット具合「応募先で活躍できる再現性があること」

これが揃っていれば、あとは枝葉であるとわかってきたのです。

ChatGPTをフル活用

面接の基本を知ったあと、想定問答集をエクセルで作る際は、ChatGPTを活用していきました。

まずは自分で考えた想定問答に対して「これどう?」とChatGPTに問いかけてみました。

すると、「これはとてもいいね、でもこうするともっと良いよ」と改定案を出してくれます。

そうやって何回かやりとりしたのちに、自分の職務経歴書と、面接を控えている会社の情報を読み込ませて、どんな質問がきそうか、私のどのスキルや経験を強調したらよさそうかを、壁打ちしていきました。

私と企業のマッチポイントを出してくれたのはもちろん、ChatGPTと会話していくことで、自分でも言語化できていなかった自分自身の考えや志向性が、どんどん整理されていきました。

最終的には、面接用のお飾りの言葉ではなく、自分自身で納得できる転職軸や方向性を明確にでき、自信をもって面接で話すことができるようになりました。

最後の頃には、エージェントとの模擬面接でも「素晴らしい模擬面接でした」と褒められるところまで面接対策ができました。

ついに内定へ

面接対策は1次面接と最終面接が終わるまで、毎日ChatGPTと会話して内容を調整しました。

その結果、3カ月目にしてやっと1社内定を得ることができました。

その会社は、基本在宅ができ、中抜けもOK、やる内容も私のスキルを活かせそうで、なおかつ、大手企業のグループという、申し分ない条件の会社でした。

前職より少し給与は下がり、残業も許容しなければなりませんが、そこは飲むことにしました。

正社員を辞め、パートをし、様々な経験を経た今、また社員としてコミットし、安定して頑張れる場所を得ることができて本当に安心しています。

もちろん、入ってから大変なことがあるのは100も承知です。

でも、40代半ばになった私にはもう後がありません。(自分ではそう思っている)

いただいたご縁を大事に、頑張っていこうと思っています。

子持ちの転職成功のコツ

子育ての話は出さない

私は転職活動の最初の頃、転職活動の理由や逆質問のときにバンバン子どもの話をしてしまっていました。

結論から言うとそれはNGです。

企業は募集のポジションにしっかりコミットしてくれる人材を求めています。

たとえ、もっと子育てと両立できる働き方がしたいというのが本音であっても、それは伏せて臨まないとまず通りません。

まずはそのポジションにどう貢献できるのかをしっかりアピールすること。

子どもの時間調整の話は、内定が出てからでOKです。

これはいくつものエージェントにも言われましたし、仕事で面接官を担当している夫にも言われました。

「優秀なら条件飲むよ。また探すのめんどくさいし」

最初に言っておかないと不誠実なのではと私も思っていましたが、そうではありません。

ただ、現実問題として、子育てとどの程度両立できるかは予めわかってないと、こちらも応募に踏み切れません。

なので私は、最初から「フレックス」「在宅」「時短」このキーワードが入っている会社に絞って探しました。

リアルミーキャリアはそういった条件の仕事が揃っていますが、dodaやリクルートエージェントにもないわけではありません。

とにかく探しまくり、応募してみることがすべての始まりです。

譲れない条件を決めておく

子育てとの両立といってもどこまで許容するのかは人それぞれ。

自分が譲れない条件はあらかじめ固めておくのがミスマッチを防ぐために大切です。

私は最初、可能性を広げるべく条件がそこまで合わない企業にも応募していましたが、面接を受けてみると

「時差出勤はできるがリモートはできない」

「平日休めるが土曜日出勤必須で、時間はずらせない」

など、やっぱりその条件では働けないなという会社にも多く出会いました。

逆に、そうやって面接を受けていくことで自分が譲れない条件が明確になっていったところもあります。

私は、子どもを17時には学童から帰らせてあげたいと考えていたので、17時には自宅に戻れる条件で探しました。

最終的には基本在宅のところに落ち着いたのでホッとしていますが、出社メインのところに無理に入っていたら、やはり大変だっただろうなと思います。

書類や面接が落ち続けると、焦って条件を緩和しそうになりますが、自分が譲れないもの、絶対に大切にしたい条件はブレさせないほうが、満足いく結果になるんじゃないかと思います。

転職活動の進め方のポイント

エージェントとAIを併用する

正社員への転職を狙うなら、エージェントには複数登録するのがおススメです。

複数と面談した上で、良いなと思う所に職務経歴書の添削を頼んでみます。プロに見てもらえば、書類の完成度を高めることができます。

エージェントだけでなくChatGPTやGeminiなどのAIも活用し、自己分析や、面接の想定問答の壁打ちをしてください。

エージェントとの面談時間は限られおり、面接まで進まないと対策もしてくれないことがほとんどですが、AIなら好きな時間にいくらでも相談ができます。

私はラッキーなことに1か月ほど有料プランのお試しが使えたので、有効活用して毎日使っていました。

口コミサイトは一部の意見として参考に

企業の口コミサイトも見て企業研究しました。

ただ、口コミサイトは基本的に辞めた人が書いているので、ネガティブな情報で溢れています。最新の情報でもなく、その時の個人の視点によるものです。

ポジティブな面もあるからこそ会社は存続しており、運営されているはずなので、悪い口コミだけでその会社を受けるのをあきらめるのはもったいないです。

どんな面にネガティブさがあるのかの傾向は把握できます。

それを把握したうえで綿セルに臨むと、「あの口コミの情報が、今はこんなふうに改善されているっぽいな」といったことを面接で感じ取ることができます。

集中して時間を取る

働きながらの転職活動は時間を取るのがとても難しいと思います。

私はパートで、仕事も忙しくない時期だったので休みが取れた日は集中して対策をしたり、オンライン面接をしたりしていました。

通勤時間と休み時間は、求人検索と面接対策、企業研究に費やし、3カ月間、子育てとパートの時間以外はひたすら転職活動に集中しました。

集中して行うことで頭が完全に転職モードになり、話すことの内容がバッチリ頭にある状態で面接を受けることができました。

現職がフルタイムなどの方は時間を取るのが本当に難しいと思います。

私も正社員時代は、精神的に仕事と転職活動をこなすのは無理でした。

辞めてから探すほうが圧倒的に時間は効率的に使えますが、現職に留まったまま転職活動をしているほうが、転職先からの印象は良いんですよね。

そこが難しいところです。

私は運よく3カ月で決まりましたが、この企業に落ちたら、もう他を探す気力は残っていませんでした。

落ちていたらきっと、少し転職活動をお休みしていたと思います。

実際に聞かれた面接での質問

実際に私が聞かれた質問はこんな感じです。

ぜひ参考にしてご自身の答えを作ってみてください。

模範解答はネットを参考にしたり、AIにも聞いてみてくださいね。

  1. 自己紹介
  2. 転職を考えた理由
  3. 応募先ポジションに興味を持った理由
  4. キャリアプラン、ライフプランを教えてください
  5. あなたの転職の軸はなんですか?
  6. どの業界が一番長いですか?
  7. タスク管理で工夫していた点は?
  8. 目標を立てて達成した経験は?
  9. 子育てとの両立は問題ないか?
  10. 趣味は何ですか?
  11. 休日は何をしていますか?
  12. 周りの人からどんな人だと言われることが多いですか?
  13. 仕事をする上で大切にしていることは?
  14. 最も成果が出た仕事は?
  15. 最も苦労した仕事は?
  16. 何が一番得意ですか?
  17. エクセルではどんなことをしてきた?どの程度できますか?
  18. パワポではどんなことをしてきた?
  19. Wordではどんなことをしてきた?
  20. 仕事がうまくいかないときはどうしますか?
  21. 残業はできますか?
  22. いつから働けますか?
  23. 会社までの所要時間は?
  24. 希望年収は?
  25. 最低希望金額は?
  26. 他にはどのような業種を受けていますか?

結局、会社は入ってみなければわからない

現時点では、条件の合う会社に入ることができて安心していますが、実際に業務が始まったら、苦労の連続だと思います。

半年は業務を覚えるのに必死、1年経つとだいぶ慣れて、1年半経つと教えられるくらいになって、2年くらい経つと飽きと不満が出てくる。

5~7年くらい経つと長年の付き合いの人との関係も変わることがある。会社が合併したり、状況が大きく変わることがある。

これまでの経験から察しています。

でも私はもう後がありません。

これからは生活のために働き続けるのみです。

そしてその中でも、充実した仕事をして世の中に貢献出来たら、嬉しいなと思います。

昔は本当にチャレンジャーで、やりたいことを見つけると猪突猛進で転職を繰り返してきましたが、もうこれからは仙人のように暮らしていきたいと思っています。

また仕事が始まったらその様子をブログに書いていきます。

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