こんにちは😀ARIAです。
今日は下の娘の舌小帯短縮症を手術した話を書きたいと思います。
個人の体験談にはなりますが、お子さんが舌小帯短縮症だという方、手術しようか悩んでいる方にとって、少しでもヒントになればと思います😊
2024年追記:4歳になった今、まだ舌はハート型です。歯医者さんで、「小学生になってから手術する人が一般的ですよ」と言われたので、この記事は本当に、参考程度に読んでくださいね!
6か月ごろまでわからなかった舌小帯短縮症
舌小帯短縮症が赤ちゃんのときに発見されるのは、おっぱいの飲みが悪い(哺乳障害)ことが大半らしいのですが、私の場合は、産後の入院中、とくに哺乳に苦労することなく、「さすが経産婦さん!上手ね~」とか言われて(前回の出産から5年半経ってたので、初産くらいの感覚だったのですがなぜか看護師さんはみんな経験者扱いする😅)舌小帯短縮症は発見されないまま、退院しました。
しかし、問題は退院後に起こりました。
授乳のたびに痛い。
とにかく浅くしかくわえられず、引っ張られてしまう、いわゆる「浅飲み」です。最初のころは吸う力も弱かったのでそんなに気にならなかったのですが、だんだん吸う力が強くなってくると、飲まれるたびに激痛。ついには乳首が切れかかり、病院で診てもらって、飲ませないときはプロペトを塗り、ラップで保護してなんとか治す状態に😭
乳首保護カバーを買ってみたり、色々試しましたがうまく行かず、結局ミルクに移行していき、最終的にはほぼミルク生活となりました。(ちなみに上の子の時は完母でした)
今思えば、舌小帯短縮症のせいで上手く哺乳できず、こんな事態になってしまっていたのです。でも当時は相談した小児科でも発見されず、そのまま6か月くらいまで大きくなりました。
発覚、病院での手術へ
検診で発覚
その後、健診か何かで小児科を受信したとき、はじめて「この子は舌小帯短縮症ね」と先生に言われました。「切る人もいるけど、だんだん伸びてくることもあるから、様子見ましょうか」とその時は言われたのですが、私としては「ええーー!浅飲みの原因それじゃん!!」と思い、ネットで舌小帯短縮症のことを検索してみました。
すると、「昔は産まれたときに看護師が気づいたらチョキンと切っていたこともあるが、今は勝手にそんなことしない」「でも哺乳障害があるならできるだけ早く切る方が良い、年齢重ねると言語障害にもつながることがある」のようなことが書かれていて、初めて「舌を切る」という選択肢があることを知ったのです。
手術してくれる病院へ
舌を切る手術は、1歳以上になると全身麻酔が必要になります。その時、娘は8か月。全身麻酔されるのは怖かったのと、今後、喋るようになったときに困ることがあったら嫌だなと思った私は、夫とも話し合い、手術することに決めました。
小児科で、手術をやっている総合病院への紹介状を書いてもらい、初めての診察へ。ベテランの先生が担当してくれました。
娘の場合は、中等程度の舌小帯短縮症と診断されましたが、今後の言語の発達を考えると手術した方がよいという先生の判断で、すぐに手術日も決まりました。
「本当はもっと早く切ったほうが良かったんだけどねえ。8か月は大きい方だねえ」と先生。
いや、私だってもっと早くわかってれば手術してましたよ!産院も小児科も気づいてくれなかったんですよ~!と心の中で叫びましたが、、、
ともあれ手術で切ることになりホッとしたのでした。
手術の方法
赤ちゃんの舌小帯短縮症の手術は、舌に麻酔を塗って切開するというもの。切ったあとは縫合せず、ガーゼで圧迫して止血するということ。
なんとも想像するだけでかわいそうなシーンですが。。。
今後のために娘には耐えてもらわねばと気を引き締めました😖
手術当日
手術は日帰りでした。私たち親子には一つ病室が割り当てられ、日帰り入院という形。一日に何件か手術があるので、大体の予定を言われて、二人で静かに順番待ちです。
娘はベッドの上で、おもちゃで遊んだり、ちょっとお昼寝したり。
順番が近づくと、「手術のとき泣いて汗をかくので、上の服脱いでおいてくださいね」と言われて、肌着でスタンバイする8か月の娘😂
そして手術の時間が来て、看護師さんに連れていかれました。
私はしばし一人でぼーっとする時間。
ほどなくして、「ギャー――!!」という叫び声とともに戻ってきた娘。
汗びっしょり、に加えて、舌からの出血😭
ガーゼで圧迫したいのですが、泣いてしまってできませんでした。
そのまま抱っこしていたら、泣きつかれて眠った娘。
アナフィラキシーが無いかとか、傷口はどうかとか確かめてから、夕方に帰途につきました。
帰宅後、しばらくは舌のマッサージ
無事に手術は終わりましたが、しばらくは舌のマッサージを続ける必要がありました。
切った舌小帯がくっつかないようにするためです。
一日に何回か、切った舌小帯の部分を、ビニール手袋をはめた手でゆっくりマッサージしてあげました。(しばらくすると、忘れちゃうことも何度もありましたけど。。😓)
そうして、術後は1回の診察を経て、問題ないとなり、舌小帯短縮症の治療はすべて終わりました。
結局、ほとんどミルク生活になっていたので、いきなり何か生活が改善されたということはなかったのですが、ハート形だった下が長く伸びるようになり、手術して良かったなと思いました。
2歳の現在
今、娘は3歳近くなり、言葉がどんどん溢れてくるようになりました。ちょっと舌ったらずなところはありますが、特に心配になるほどでもなく、これからの発達を見守っていきたいなと思っています。
舌小帯短縮症については以下のリンクを参考に貼っておきますね。お子さんが舌小帯短縮症だという方のヒントになれば幸いです😊
【舌小帯短縮症について 新百合ヶ丘病院】
https://www.shinyuri-hospital.com/department/22_pediatrics/pediatric_surgery_03.html