- 2~3歳を着替えさせるのって大変
- 2~3歳になったら、自分で着替える練習させるべき?
- どう練習したら着替えられるようになる?
今回はそんな疑問をお持ちの方に向けて、私が実践している、子どもが自分で着替えられるようになるポイントをご紹介したいと思います。
子どもの着替えって、逃げ回られたり、嫌がったり、毎日めんどくさいですよね。
でも少しの工夫で、うちの次女は2歳のうちにある程度自分で着替えられるようになり(追記:3歳3か月の今は完璧に一人で着替えられます!)、親の私はとてもラクになったので、よかったらこれから書くことを試してみてください^^
子どもの発達状況には個人差があります。環境も異なるので、この方法で必ず上手くいく、ということではありません。あくまで一例として参考にしてみてくださいね。
着替えやすい服を揃える
まず簡単だけど大事なポイントが、「自分で着替えやすい服を揃える」ということです。
着替えやすい服というのは、例えばこういう服。
- Tシャツ、ロンTなど、ボタンが一つももついていない
- 伸縮性がある
- 袖口に余裕がある
- ズボンのウエストはゴムで、ボタンが一つもついていない
- 長ズボンより、半ズボンやキュロット
2~3歳の子は、自分でボタンをとめる、はずすということはまだ難しいので、トップスなら首回りや前後ろにボタンがないもの、ボトムスならボタンを留めずにはけるものだと良いです。
伸縮性がない生地だと、着るときも脱ぐときも大変なので、良く伸びる丈夫な生地のものを選ぶことをお勧めします。サイズ感もぴったりすぎより少しゆとりがあるものがお勧め。
ボトムスは長ズボンだと、足を出すのが大変なので、できれば短いものがおすすめです。でも冬場は気温に合わせて長ズボンでも全然問題なしです。
着るときのポイントは?
服を着るときのポイントです。
トップスの場合は、まず頭を出すところまでは手伝ってあげます。
頭が出たら、片方ずつ腕を通すことを教えます。時々、トップスがくるっと回って腕が出なかったり、反対の袖から出てしまうといったことがあるので、「左手さんどこかな~?」とか言いながら手伝ってあげると、だんだんできるようになっていきます。
ボトムスは、履きやすいように腰の方を子どもに向けて床に置きます。
腰回りを掴んで、片方ずつ足を入れることを教えます。
おしりの上まで引き上げることは結構難しいので、オムツやパンツが半分見えてるよ~というときは、最後に仕上げを手伝ってあげると良いと思います。
年齢が上がって上手く着られるようになってきたら、トップスも「背中側を上面にして、子どもから見て頭が上になるように」置いておくと、裾の部分をつかんで頭からかぶれるようになりますよ。
ひとつ注意なのが、子どもが着がえたとき、肌着の袖がねじれた状態で腕を通してしまっているときがあること。服の上からだと分からないので気づかないことが多いです。子どもが「なんか着心地が悪い」「脱ぎたい」といった様子を示しているときは、肌着がヘンになっていないか確認してみましょう。
脱ぐときのポイントは?
トップスを脱ぐときは、片腕をまず抜くようにすると脱ぎやすいです。
まず右腕を抜く。
次に左腕を抜く。
最後にトップスを全部持って、頭を抜く。
この順番です。
ただ、片腕を脱いだあと、頭を抜いて、最後に左腕を抜く、という場合もあります。(うちの子はこちらのほうが多い)
どちらでも良いと思いますが、トップスがくるんと後ろに溜まってしまうことがあるので、「急がなくてよいよ~」と言いながら手伝ってあげると良いと思います。
ボトムスを脱ぐのは比較的容易にできるので、見守ってあげつつ、できないところは手伝うスタンスで。
できれば、脱いだ服は洗濯籠にいれる、といった習慣までつけられると良いですね。
うちの次女は、「洗濯籠に入れてきてね」というと、入れてきてくれることも多いです。
実はそういうの素直にやってくれるのって小さい頃の方が多いんですよね。
長女(小3)には習慣づけることができず、言っても放り出したまま・・・ってことが多いです^^;
遊びやすい服を選んであげたい
着替えにも関連しますが、子ども服はできるだけ「遊びやすい服」を選んであげるのが良いんじゃないかと個人的には思います。
よく遊び場などで、長いひらひらのスカートで遊んでる子を見かけますが、長いスカートは踏むし引っかかるし、遊びにくそうだなぁと思いますよね。
どこかへお出かけしてきた帰り、とかならわかるのですが、普段の服はオシャレよりも、「子どもが思いっきり遊びやすいか、過ごしやすいか」基準で選んであげたいなと思います。
どこの服が着替えやすく、遊びやすい?
実は遊びやすい服は、着替えやすい服でもあることが多いです。
装飾が少なく、伸縮性がある服であれば両方叶うといったイメージでしょうか。
私がよく購入するのは、無印、ユニクロ、GU、GAPです。
ネットでは、楽天やベルメゾンなどで探すことも多いです。
あとはデザイン性の好みの合うお店で、着やすそうな服を選ぶのが良いと思います。
無印はシンプルで伸縮性もあって、夏物は乾きやすく、冬物は温かい、と良いことづくしですね^^
他の子とかぶっちゃうのもよくありますが^^;
ベルメゾンのジータというブランドは、なんと前後・裏表のない子ども服というのが売っています!子どもの着やすさを重視してくれているブランドですね。
BREEZEも安くて着やすい服がいっぱい売ってますね。
プティマインも本当にかわいいですよね。
合わせる服にも寄りますが、自分で履く練習にはこういう柔らかい素材の物はとっても良いです。サルエルパンツは特に履きやすいですね。
ちなみに、洗濯洗剤はネットで買えるアミアブルという洗剤を8年くらい愛用してます。
長女が敏感肌で、色々な洗剤を試したところこれがかゆくならず、強い香りもなくて柔軟剤もいらなくて水にもすぐ溶けて汚れも落ちて・・・と良いこと尽くし。
値段が高く見えますが1回あたりの値段は市販のとそこまで変わらないので、時々安い洗剤に浮気しても、結局これに戻ります。おススメです。
自分(親)が好きな服も買う!
着替えやすい服、遊びやすい服、が普段着の基本としても、子ども服って本当にかわいいので、自分好みの服も時には買いたいですよね。
遊ぶ服、おめかしする服、と用途を分けて買って楽しむのが良いと思います。
うちの長女は4歳ごろから自分の好みがムクムク湧いてきて、一時期、私好みの服はまったく着てくれなくなりました(笑)
小3の今はまたセンスが良くなってきた感じですが、基本的にオシャレに興味を持ち始めた女子は自分が好きな服しか着てくれません。
そうなる前に(笑)、親好みの服を着せて子育てを楽しみましょう^^
まとめ
以上、2~3歳の子が自分で着替えるためのポイントでした。もう一回まとめておきますね。
- 着やすい形状、素材の服を選ぶ
- 着るとき:トップスは頭から着るのを手伝う、ボトムスは床に置く
- 脱ぐとき:トップスは片腕から抜く、ボトムスはできるところまで見守る
自分で着替えられるようになると、子どもに自信もつきますし、親もやることが少なくなってラクになりますよ^^
ぜひ試してみてくださいね。