- 2歳近くになって、子どもが良く癇癪を起すようになってきた
- 泣き叫ぶ我が子にどう対応して良いかわからない
- こちらもイライラスイッチが入ってしまい、子どもにきつく当たってしまう
「魔の2歳児」と呼ばれる歳の頃は、子育ての悩みが一気に出てきますよね。
うちの次女は3歳になったばかりですが、まだまだイヤイヤは残っています。
長女の頃は本当にイヤイヤ期に悩まされることが多かったのですが、次女の子育てでは、自分の意思を無我夢中で伝えてくる姿をほほえましくとらえることができるようになってきました。(とはいっても、イラっとしてしまうことももちろんありますが^^;)
今回は私が心がけているイヤイヤ期への関わり方をご紹介したいと思います。
イヤイヤ期ではなく「成長期」と捉える
「イヤイヤ期」という名称。これを「成長期」と捉え直すことにしています。
確かにこの時期の子どもは自分が気に入らないことは「イヤ!」。癇癪を起してテコでも動かない姿は親側からすると確かに「イヤイヤ期」です。
でも、イヤイヤ期って自分の考えが芽生えて、自己主張ができるようになってきた「成長期」なんですよね。
付き合わされる親的には本当に疲れるし、第一子だと「イヤイヤ期っていつまで続くの・・・?」と絶望的な気持ちになりますが、個人的な経験では、4歳くらいになるとだんだんと落ち着いてくるような気がしています。
今、2歳くらいのお子さんのママは「そんなに・・・?」と気が遠くなるかもしれませんが^^;
この時期をできるだけ快く関わってあげると、その後にとても良い成長をしてくれると実感しています。
イヤイヤ期、どんなだった?
食べるのイヤ!この服イヤ!ママじゃなきゃイヤ!
うちの子たちも元気にイヤイヤを発揮してきました。
- アイスがもらえないと地団駄踏んで泣く
- 買ってほしいものがあるとひっくり返って泣く
- 公園から帰りたがらず大泣きする
- 水筒のふたを自分で閉めたかった!と大泣きする
- 気温3度の玄関の外で、家に入りたがらない
- 真夏に、見つけてしまったコートを着たがる
- テコでもお風呂に入らない
- パパの抱っこじゃイヤ!ママじゃなきゃイヤ!!!
などなど・・・^^;
長女のときは一体どうやって対応したら良いのかわからないし、うんざり、もう耐えられない!!って思うこともたくさんありました。
しかも、イヤイヤ期真っ只中のときに育児の先輩に相談しても「そのうちなくなるよ~」と言われて、こっちのストレスは全然解消されないってことになりがちなんですよね・・・。
気持ちを受け止めて、したい行動をさせてあげる
長女のときは苦労していた私ですが、次女になると、上記の「成長期」と捉えることを意識して、対応もだいぶうまくなりました。
私がしている基本の関わり方の一つ目は、「気持ちを受け止める」のと、「したい行動をさせてあげる」です。
何かが自分の思い通りにならなくてギャーと泣いたときには、まずその子の想い・気持ちを受け止めてあげ、対応できるようなら、やりたかったことをやらせてあげます。
例えば、洋服のファスナーを自分で締めたかった!とかであれば
「ああ、ごめんね、自分で締めたかったね」と言って気持ちを受け止めつつ、
ファスナーのやり直しをさせてあげます。
子どもは、自分の気持ちを受け止めてくれた、やりたかったことができた。と心が満たされるので、これだけで収まることが多いです。
次女の対応はほぼこれで、こちらもストレスなく接しています。
とはいえ、こちらに余裕がない時や、物理的にどうしようもないときはやり直しができないことももちろんあります。
その時は「ごめんね、〇〇したかったよね、次はそうするね」など、気持ちだけ受け止めると、収まることも多いです。
譲れないところは毅然と対応
基本の関わり方二つ目は、「譲れないところは毅然と対応する」です。
例えば私の場合
- 危険な行為(熱いものを持つ、高いところに登る、物を投げるなど)
- 生活に関わること(食事をする、歯磨き、お風呂、寝る時間)
といったところ。
危険な行為は言わずもがな、ですよね。
例えば物を投げるようなときは、とっさに「投げないで!」とも言いますが、そのあと、「他の人に当たったら痛いし、お家も壊れちゃうからね」と理由を説明しています。
生活に関わること、は色々ありますね。というかイヤイヤが出て一番困るのってこのあたりな気がします。
食事に関しては、食べないものを無理やり食べさせることはしません。
うちの次女で最近毎日になってしまっているのが、食後にシャーベットを食べること。
一時期食べ過ぎてお腹を壊したので、最近は食べさせないことも多いです。
そんなとき、次女は泣いて欲しがりますが、こちらが毅然と「出せない」態度を取っていると、そのうち諦めます。
この時、怒らないで穏やかに「今は無しだよ」とただ伝えるだけです。
次女の場合、性格的に切り替えが早いというのもあるかもしれませんが、こちらが毅然とした態度を取るのを習慣にしてしまえば、子どもはそういうもんだと捉えるようです。
歯磨きなんかは、イヤイヤ走り回っていても、つかまえてシャシャっと無理やりしてしまうことも多いです。健康のために必要なことですから。
お風呂も同じように、なかなか入らなくても捕まえて入れてしまうこともありますが、どうしてもめんどくさくなったときは一日くらい入らなくても良いや、という日もありますね。
そんな感じで、「自分がここは譲れない」ということに対しては、できるだけ折れないで、毅然と対応すると良いのかなと思います。
たまに折れてしまうことがあったとしても、大丈夫だと思います。そういうもんです(笑)
繰り返しになりますが、長女の時は苦労の連続、受け止めることも毅然と対応することも中途半端でうまくいかず、毎回毎回「これでいいのか??」と試行錯誤しながらやってました。
次女は5歳半離れていることもあり、いつまでも赤ちゃんのような感覚で素直に受け入れられるのと、いつか落ち着くとわかっているのと、なんかもう肝が据わって、「毅然としてて大丈夫」って思えるんですよね。
子育てってやっぱり、年齢別でほんと変わりますよね。
いつまでも長女のことは試行錯誤する毎日です…
基本は子どもとの信頼関係
上記で書いた対応のもっと基本にあるのが、「子どもとの信頼関係」だと思っています。
普段から、「こちらから快く」という関わりをして、子どもと心のパイプがつながっていると、どんなときでもお互いの話を聞こうという姿勢になれる気がするのです。
(長女のような小3くらいになってくると、またちょっとコミュニケーションの質が違ってきて苦労してますが・・)
このへんのことは、全部保育士おとーちゃんさんのブログや書籍から学びました。
普段から、「かわいいね」「大好きだよ」と声に出すのはもちろん、くすぐって遊んだり、話してきたことに共感してあげる時間を持つことで、自然と信頼関係を育むことができていると思います。
逆に、イヤイヤ期に子どもの主張を抑えすぎてしまったり、意見を聞かなかったり無視したりすると、イヤイヤはもっとエスカレートします。
満たされていないと、「私を満たして!!」と主張しなければなりません。
そういう子も実際周りで見てきました。
「もっとお子さんのこと受け止めてあげたらどうですか?」なんて、リアルなママ友には口が裂けても言えないんですけどね・・・。
イヤイヤ期、もとい成長期。
真っただ中にいるお母さん、お父さんは本当に大変だと思うので、周りの人に頼りながら、大変さを分かってもらえる人に相談しながら、無理せず過ごしていってくださいね。