小1の壁シリーズ① 行き渋りへの対応

行き渋り

「小1の壁」って、皆さん不安じゃないですか?
うちの長女が1年生の頃の様々な体験をシリーズでお伝えしてみたいと思います。
第一回目は「行き渋り」です・・・。

目次

コロナ元年。2か月遅れで始まった1年生

うちの子が小学校に入学した2020年は、まさにコロナが始まった年。

3月頃から徐々に騒動が大きくなりはじめ、卒園式は簡略化。そのあとに予定していた懇談会は中止。春休みは「STAY HOME」。

街中から人がいなくなった時期でした。

入学式は、まだ寒い空気が漂う4月1日に、体育館の扉を開け放ち、親は一人だけ参加で実施。

その翌日から、2か月間は休校で、家庭学習という形の日々を送りました。(この休校時期辛かったな。。また別の記事に書こうと思います)

で、6月からなんとか学校が始まり、晴れてランドセルをしょって登校する日々が始まりました。そして最初の「壁」が訪れます

先生にも驚かれる行き渋り問題

6月から学校が開始。私はその時育休中で、7月から復帰を予定していたので、1か月くらいは入学時の対応ができました。

特に対応が必要だったのは朝。

1年生の最初は、近所のお友達4人と集まって行く約束をしていたのですが、まだ一人でマンションの下で待っているのが怖いということなので、毎朝、お友達が来るまで一緒に待っていました。他のお友達もそうしている子が多かったので、育休中でほんとに助かった・・・と思ってました。

行き渋りはそれからしばらくして起こりました。

ある朝「今日は1人で待っててみる」と娘がいうので、私は上の階から見守っていることにしたのですが、待てど暮らせどお友達が来ない。

ついに、不安に押しつぶされて泣きながらうちへ戻ってきた娘。「今日はもう行かない」と言います。

さて「行かない」にどう対応するか。

私は、学校に慣れるまで、一時の感情では休ませないと決めていました

私自身が、小学校の時行き渋りがひどく、よく学校を休んでいて、勉強についていけなくなったり、友達とうまく遊べなかった記憶があり、「最初が肝心」というのが身に染みてわかっていたからです。

長女は特に、新しい環境になじむのが苦手なので、行き渋りが起こるのは織り込み済みでした。

そして、慣れれば自分の居場所としてのびのび過ごせるようになるだろうとも思っていました。

なので、その時の情景としては本当にかわいそうなのですが、「大丈夫、行ったら楽しいよ」と言い聞かせて、強引に手を引いて学校へ連れていきました。

学校の門の前で大抵抗する娘。それでも引っ張っていく母(私)・・・。はたから見たら完全にひどい親だと思います。

門のところで、気づいた先生がかけつけてくれて無理やり引き渡し。

「ママぁーーー!タッチ――――!!!」と泣き叫ぶ我が子に背を向けて、サーっといなくなるように帰りました。

そのころはまだバイバイするときにハイタッチをして気持ちを切り替える習慣があったので、娘は「タッチ」と叫んでいたのですが、それを無視して帰ってしまったことに罪悪感を覚え、帰りの坂道を下りながら、少し泣きました😥

そんなことが、それからも数回ほど発生。一度は泣き叫ぶ娘を、父が抱えて連れて行ったこともありました。

・・・でも、いつも帰ってくるとケロっとしてるんです😓

2か月くらい経った頃には、もう行き渋りはなくなっており、学校にも慣れて楽しむようになっていました。

学校の面談で担任の先生と話した時は、まずその対応の御礼からスタート。

先生からは、「抱えて学校へ来てくださってましたが、虐待だと思われるかもとかって、気にしませんでした?」と聞かれる始末。。。

学年主任でベテランのその先生からしても、娘の抵抗はかなり大きい方だったようです。

今ではすっかり学校を楽しむように

行き渋りに対応していた頃は、「一体これ、いつまで続くの・・・?」とかなり精神的にまいっていましたが、2年生になる頃にはむしろ一人で早く学校に行きたいというようになり、今では幸いなことに、「絶対学校休みたくない」というほど、学校大好きな子になりました

あの時は本当に私も娘も必死だったけど、あの過程も、娘の成長には必要なものだったんだろうなと今は思います。

色々なお子さんがいるので、うちはそのほんの一例でしかないですが、何かの参考になれば嬉しいです。

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