中学受験を子どもにさせると決めたは良いけど、どうやって本人に説明するのか?やる気にさせるのか?
我が家のケースをご紹介します。
プレッシャーをかけないようにぬるっとスタート
我が家の場合、「絶対にここに受からなければ!!」という強い希望は特に持っておらず、夫が中学受験者で、私も教育に関心が高いので、中学受験はさせようという方針でした。
なので本人にも「受験するんだからね!」とは言っておらず、「4年生になったら塾を変えるかもしれないからね」とだけ伝えていました。(3年時は臨海セミナーに通塾)
あまりプレッシャーをかけて、スタートから嫌になってしまうことを避けたいと思っていたのです。
3年秋に日能研の全国テストを受けさせ、年末で臨海セミナーを退塾、冬期講習から日能研に切り替えましたが、その時もとくに受験のことは言わず。
とりあえず、勉強のために行きなさいという形でスタートしました。
本人が「受験」というのを意識したのはいつだったか・・・
同じように受験を決めたお友達からの情報や、日能研のテキストに「中学受験」などと書いてあるのを目にして、「日能研て受験の塾なの?」と初めてわかったようです。
その段階でこちらも、「そうだよ。中学受験の勉強やってみようね」と、軽い感じで説明し、ぬるっとスタートさせた、という形で始まりました。
制服を見てやる気に
そんなこんなでなんとなくスタートした塾通いでしたが、最初慣れるまではとても大変でした。
そんなころ、夫が提案してきたのが「私立中学の制服一覧を見せる」こと。
そう、さみなが大好きな「ファッション」でやる気や目標意識を引き出そうという作戦です。
そしてこちらの分厚い本を購入。
今、制服一覧の載っている本て少ないんですね。
ネットですぐ見れるからだと思うのですが、たくさんの学校が一覧で見られるものが良いかと思い、こちらを選択。
結果は大成功。
制服にあこがれを抱いているさみなは一覧の写真を眺め、ここがかわいい、ここはダサいなどと長い時間楽しんでました。
で、こちらは行かせたい学校の制服を指して「あ!ここは家から通えるよ。制服もかわいいねえ!!」などと言って、さりげなくお勧めします。
まだまだ素直な3年生。
「私、ここにいく!」
と、こちらがお勧めした学校が第一志望に決定しました(笑)
結論:わが子に刺さりそうなネタでやる気を引き出すのが良い
うちの場合は制服でしたが、子どもによって、興味関心や性格は様々なので、わが子には何が刺さりそうかを見極めて、うまく気持ちを乗せてあげるとやる気につながりやすいんじゃないかと思います。
「2月の勝者」でも、電車が好きな子が鉄道クラブや電車通学でやる気になるエピソードありましたよね。制服がない学校が良いから女子学院が良い、とか。
勉強が大変な分、楽しい未来を想像させてあげると、子どもに前向きな気持ちを持たせてあげられるんじゃないかなと思います。
まあ、勉強はほんと大変ですけどね。。
まだまだ中受のエピソードは続きます。