- 幼稚園の入園考査ってどんな内容?
- 当日の流れや内容は?
- 服装やお金の準備はどうしたらいい?
今回はこんな疑問をお持ちの方に向けて、実際に私が経験した幼稚園の入園考査についてご紹介したいと思います。
転園の検討~手続き編はこちらの記事をご覧くださいね↓
入園考査って?
保育園と違い、幼稚園には入園考査というものがあります。
地域の私立幼稚園の場合、お受験のような試験が課されるものではなく、あくまでも子どもの発達段階を見たり、どんな親なのかを面接で知り、必要な手続きやお金を収めるような内容です。
願書受付・面接・子どもの行動観察の3点が基本の内容のようです。
入園考査の準備
我が家が希望した園は以下のような園でした。
- 一つの法人が幼稚園と認定こども園を運営している(同じ敷地内に二つの施設がある)
- 幼稚園の定員は100名ほどだが、こども園の定員は10名程度
- 定員を超える希望者が出たら抽選になる
- こども園の抽選に落ちたら、幼稚園に出願できる
- プレに通っていたり、きょうだい児がいる家庭は「優先枠」に入れる
検討~手続き編を書いたころは、第一希望を認定こども園のほうにし、落ちたら幼稚園も受けようか考えていましたが、最終的にはこども園だけを希望し、抽選で落ちたら幼稚園は受けないことにしました。
やはり働き続けることを前提に、預かり保育の保証がない幼稚園は見送ろうと思ったのです。
願書配布
入園考査は11月1日。その2週間ほど前に、願書が園で配布されました。
以前はよく、願書を受け取るために早朝から並ぶような話も聞いていたのでビビッていましたが、我が家が希望した園は、願書自体はたっぷり用意してあるので、並ばなくても受け取っていただけますとのこと。
配布時間内に夫に取りに行ってもらいました。
この時点では、こども園と幼稚園の願書を両方購入。(一つ1000円ほどでした)
万が一、こども園の抽選に落ちても幼稚園に出願できるように備えておきました。
願書には子どもの名前や住所、親の名前を書きます。
こどもの顔写真を貼るところもありました。スナップ写真の切り抜きで良いと書かれていたのですが、最近写真プリントなんて全然していなかったので、前日に慌ててコンビニで写真をプリントしました。
セブンイレブンのネットプリントがめちゃくちゃ便利でしたね。
お金の準備
入園考査当日には、考査料と入園金の一部(合格した場合)をその場で払わなければならないとのことだったので、現金を用意しました。
一応、白い封筒に「考査料」とか書いて持っていったのですが、会場では受付の方がすぐ金庫に入れていて、封筒はその場で返されたので意味なかったです(笑)
服装はどうする?
園からは、「きちんとした格好なんてしなくて全然大丈夫ですよ。普段着で来てくださいね。」と言われていたので、入学式に着るようなスーツを着ることはやめ、白ブラウスに黒の厚手カーディガン+黒パンツ、ネイビーのアウターを着ていきました。園庭で遊ぶかもと思ったので、靴はスニーカーです。
子どもは花柄のブラウスに細身のパンツ、夫はTシャツにジャケットという形。
当日行ってみると、スーツの人もいれば、カジュアルな普段着の人と様々。
子どもの服装も、ちゃんとしている子もいれば、普段着の子も。
我々の服装はまあちょうどよかったかなという印象でした。
ただ、子どもの上履きと夫のスリッパを忘れてしまったのが失敗でした・・・(忘れてしまったことを話したら、「気を付けてみてますね」と対応してくれました)
入園考査当日
当日は、優先枠→一般枠(こども園)→一般枠(幼稚園)という順番で受付が行われ、私たちはこども園の一般枠を受けに行きました。
流れはこんな感じ。
- 抽選(当たったら考査へ)
- 子どもだけで考査(複数名同時の行動観察)
- 親子面接(個別)
- その場で合否発表
あらかじめ、ホームページ上の情報で、こども園の一般枠が3枠しかないことを知っていたので、いったいどれくらいの人が並んでいるかとドキドキしながらいきました。
結果、並んでいたのは5組。
「2組は外れるのか。まあ、ご縁があるかないかだな」と思って待っていたら、担当の方が来て
「1組キャンセルが出たのと、5組なら受け入れ可能ですので、全員このまま考査へお進みください」とのこと。
えー---!!
思ってもみなかったラッキーパターンで、あっさりと考査へ進みました。
保育園と違って、幼稚園てそんなにアバウトなんですかね!?
部屋の広さと先生の数にもともと余裕があったのかもしれませんが、この展開は予測していなかったので本当にびっくりでした。
子どもの行動観察
子どもの行動観察は親抜きで、子どもたちだけで行われました。
粘土を触ったり、肝油を食べたり絵本を読んだりしたそうです。
手指の動きとか、食事がちゃんとできるかとかを観察したのかな?
よくある「自分の名前を言う」とかがあったのかは不明です。
10分ほどで終了しました。
子どもを迎えにいくと、不安げな表情で、涙のあとが。
最初は大丈夫だったようなのですが、最後の絵本を読んでいるときにパパとママを思い出して泣いてしまったとのこと。
短い時間でも子どもなりに頑張ってくれたんだな・・と思いました。
親子面接
親子面接は、ひとつの部屋の中で複数の家庭が個別に先生と話すスタイルでした。
志望動機、子どもの「素敵だな」と思う所、逆に気になるところを教えてくださいと言われ、それぞれ話しました。
話し終わったら、その場で「合格証」が渡され、子どもには粘土のプレゼントがありました。それで一気に表情が回復する次女(笑)。
プレゼントの力は偉大です。
お金を収めて終了
面接後は、入園金の一部を収め、入園に必要な資料一式をもらって終了となりました。
抽選に受かるのか、当日までハラハラしていた私は本当に一安心。。。
これで、次女の教育を充実させられる。
1号で入っていれば、もし仕事を辞めても園に居続けられる!(家計的には辞められませんが・・)
2号申請も同時に出しているので、1月末まで1号で入るか2号で入るかはわかりませんが、ともかく行かせたいと願った園に入園できることになって、心の底から安堵しました。
次女は園舎の装飾に気づいたり、帰り際は園庭で遊ぶのが楽しくなってしまい「帰りたくない!」というほど。
転園は大きな決断だったけど、やっぱり思い切って受けてみてよかったなと思いました。
それぞれの園の情報をよく調べて
今回は、我が家が経験した入園考査のご紹介でした。
園によっては、願書がインターネット受付だったり、面接が集団だったり、合否が後日発表だったりと、それぞれ手続きが異なるようなので、行かせたい園の内容をぜひよく調べてみてくださいね。
次回は入園までの手続き関係について書いてみたいなと思います。