保育園から幼稚園への転園【入園前後編】

aria

2023年4月、次女 たひな が
3年間通った認可保育園を退園し、認定こども園へ年少組として入園しました。
入園前後の数か月、どのように過ごしたのかご紹介します。
保育園から幼稚園・こども園に転園する方の参考になれば!

※入園したのは認定こども園ですが、幼稚園母体の園であり、保育園との違いを明確に書くため、この記事では便宜上「幼稚園」と記載しています。

幼稚園へ転園させようと思ったきっかけの話はこちら↓

目次

1月末 転園を保育園に告げる

保育園から幼稚園に転園することを保育園にいつ言うか、理由はなんて言うかは悩みました。

まずは伝える時期。

我が家の場合は、11月に1号認定で入園は決まっていたものの、2号認定も同時に申請していたので、2号認定で入れるかどうかの結果が分かった1月25日頃、転園する旨を伝えることにしました。

※1号、2号についてはこちらの資料を参照ください。

なぜそこまで待ったかというと、「あなたの園が良くないから転園するんですよ」という印象に受け取られないように、1号で入るか2号で入るかで、保育園に伝える転園理由を変えようと思っていたからです。

1号で入るなら、「仕事を辞めるので、転園する」という理由、

2号で入るなら、「幼稚園の教育を受けさせてみたい」という理由

にしようと思っていました。

「仕事を辞める」という理由は、園に関係ない理由なので言いやすいですが、「幼稚園の教育を受けさせたい」は、保育園の教育には満足していない印象を与えそうなので、言いづらいなと思っていました。

結果として1号で入ることが決まったので、園に伝えるという点においては気が楽になりました。

実際に園長先生に伝える際には、

「仕事を辞めようと思ってる。働いてても働いてなくても通わせられるところにしたいと思った。あと、姉も保育園だったので、この子が最後の子育てになるし、幼稚園も経験してみたいと思った」

と、あくまでも仕事辞めるのがメインだから1号で入るんだけど、教育・子育て面の理由もあるんですよという感じで、状況にプラスして本音も開示して話をしました。

園長先生は理解して聞いてくれました。

が、「区役所のほうにも伝えておきますね」と言っていたので、私が実は2号の申請もしていたことを、後から知ったかもしれません。

2号の申請をしていたことを知ったら、「あ~お母さん、色々言ってたけど、うちの園じゃなくて幼稚園行かせたかったんだろうなぁ」と思われていたかもしれませんね。

考えすぎかもですが。

涙の保育園退園~リズムが崩れた春休み

2023年は3月31日が金曜日だったので、1週間の終わりの日がちょうど、保育園最後の日でした。

コロナの時期と完全にかぶっていた保育園生活だったため、親向けの行事は本当に少なく、ママ友付き合いもほぼ0という、長女さみなの時と比べるととっても淡泊な3年間でしたが、

先生たちはとても優しく、たひなも園が大好きだったので、やっぱり別れは本当に寂しかったです

最後は先生たちから手の込んだ写真集やお手紙をもらい、こちらが号泣・・・。

たひなも、自分が転園するんだと理解していたようなので、大泣きこそしませんでしたが、寂しそうにしていました。

泣いてくれるお友達もいて、本当に最後まで、「これでよかったんだろうか・・」という思いは消えませんでした。

そして翌月曜日から始まったのはそう。

「春休み」です。

長期休みは、保育園児には基本無縁のシロモノ。

しかし、こども園の入園式は4月10日とのことだったので、1週間ほど、家で2人の子どもたちを見ていなくてはならない状況となりました。(もちろん、わかってたことなんですが)

平日過ごさなければならなかったのは5日間。長女さみなも休みだったので、友達とランチをしたり、美容室・予防接種・歯医者などの用事をつめこんだり、1日は夫に休んでもらい、終日アスレチックに連れて行ってもらったりして何とかやり過ごしました。

困ったのはやはり、生活リズム

昼寝をしてくれない日もあったので、そんな日の夕方、たひなは不機嫌モンスターに!

保育園で、毎日の生活リズムが整ってることって本当にありがたかったな、と改めて思いました。

aria

ちなみに私はまだ仕事を続けていますが、3月まで殺人的忙しさだった仕事が、4月に落ち着いたので、なんとか過ごせたという状況です。
今はフルリモートです。

入園式~2週間は午前保育

入園式の日。この日は制服を着ての登園でした。

保育園しかしらない私からしたら、制服姿のたひなは感涙のかわいさ!!!

この姿だけで、「ああ、転園してよかった・・・」と思いました。

入園式は1時間もかからず終わってしまったため、その日の午後は暇。

そして、この園は子どもたちのことを考えて最初の二日は、「どちらか一日だけ登園」というスタイル。

つまり一日はまた終日お休みなわけです!

さらに、そこから2週間は午前保育。11時半に保育が終わり、帰ってきてしまいます

仕事が落ち着いているタイミングで本当に助かりました。(ある程度そうなる予測はあらかじめ立っていたのですが)

わかっていたとはいえ、やはり幼稚園母体のこども園。

働く両親の支援施設である保育園とは違い、小学校と同じ教育施設である幼稚園・こども園は、子どもが主体の場所だなと実感しました。

それで良いんですけどね。仕事一辺倒のままだったら、今回の転園はしていなかったと思います。

「楽しくなかった」発言!ストレスフルな2週間

さて、肝心の本人の様子はどうだったかと言うと・・・

入園から2週間、なかなか「楽しい♪」となりませんでした。

むしろ

「楽しくなかった」

「前の園に行きたい」

「明日、幼稚園行きたくない」

といったネガティブ発言のオンパレード・・・T_T

今まで、新しい場所にはすぐ馴染み、保育園もモンテッソーリの教室も行き渋ることのなかったたひなが、今回は完全にストレスを抱える状況に陥りました。

バスを降りたら歩くこともできないほど疲れており、ずっと抱っこという状態・・・。

それでも一日も休むことなく通ったのですが、ストレスや疲れからか、午後の時間は「きー!」「ぎゃーー!」と、何か不満があると大絶叫する姿が。

穏やかなたひなの、なかなか見ない姿に、相当我慢しているんだなと、胸が苦しくなる思いで過ごしました。

「そうだよね、前の園、楽しかったよね」

「毎日がんばってるね」

など、気持ちを受け止めつつ、

「毎日行ったら、楽しくなるよ」

「こんな遊びもできるみたいだよ」

と前向きな声掛けもしていましたが、なかなか慣れるのは難しい様子でした。

でも先生との3者面談では、「お外で楽しく遊んでいましたよ!」と聞いたり、笑顔で写っている写真があったり、バスの添乗の先生に手を振ったりしている姿もあったので、

本人は少しずつ楽しめるようになってきているんだけど、それを自分で認めたくない、本当は私は、転園したくなかったんだとママにわからせたい!

という想いがあるのかもしれません。

3歳児でも、色々なことを感じ取り、考えているのでしょうね。

たひなに負担をかけてしまった、という少しの罪悪感を抱えながらも、慣れたらきっと楽しくなる、と信じて見守っています。

長女さみなの小1での行き渋りは、もーーーっとすごかったですしね・・・。

降園後の過ごし方

さて、11時半に保育が終わり、12時過ぎには家に帰ってしまう入園当初の午前保育の日。

午後はどう過ごしているのかご紹介します。

日によって違いはありますが、大体タイムスケジュールはこんな感じ。

12:15帰宅
12:30昼食
13:00テレビタイム
14:00家で昼寝 or ベビーカーで昼寝(その間に私は仕事)
15:00長女さみな帰宅。起きておやつタイム
16:00近所の公園で遊ぶ
17:00テレビタイム
17:30夕飯
18:30テレビ or 遊び
19:30お風呂
21:00就寝

こうやって見てみると、だいぶテレビの時間が多いですね!!

改めたいところですが、ついつい頼ってしまいます。

そして、公園に行くと大体、長女さみなとそのお友達がお菓子を食べながら遊ぶので、つられてずっと何か食べてます。

お昼寝は16時くらいからしてしまったり、なかなか寝ないときはベビーカーで連れ出して寝かせたり、結局昼寝しなくて19時までに寝てしまったり、色んなパターンがあって安定しないです。

遊ぶ時間はパズルやブロック、ワーク、塗り絵、シルバニアなどなど。

うちにあるおもちゃにもだんだん飽きてきた様子はあります。

本当、保育園に行かないで家で子どもを見ている家庭の方は、いったいどうやって過ごしているのでしょう・・・

1日保育開始。やっと慣れてきたかも⁉

3週間目に、やっと1日保育が始まり、給食を食べて14時に降園という日々が始まりました。(水曜日は午前保育ですけど)

給食。保育園の時は何も持っていかなくてよかったのですが、

こども園には給食袋にナフキンを入れて持っていくことに。

で、早速初日、持ってくのを忘れました。次の日は忘れず持って行ったけど、水曜日は午前保育だからナフキンいらないのに、持たせてしまうというダメ母です。

そんなこんなありましたが、給食は完食!!

本人も、ご飯が食べられて嬉しかったようで、給食が始まってから、なんだか園に馴染んできたように思います。

いつもバス通園のところ、1日だけ車で迎えに行ってみると、お友達とはしゃいでいる姿も!

その姿が見れてとても安心しました。

覚悟していた4月もそんな感じでなんとか終わりそうです。

幼稚園に入って感じた保育園の違いなどは、また別の記事に書いていきますね。

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